野口整体の玄人っているんですが、その方々の中には活元運動を否定なさる方もいます。
曰く「タコ踊り」だと。
言わんとしていることは分からなくは無いのですが、余りにエリーティズムな感じがして私はついていけません。
無為の運動に偏り疲労解消のその向こう側の動きを求めていらっしゃるのだと思いますが……。
私は、現代には無為の運動による偏り疲労の解消があまりにも欠如していると感じています。
世の中の多くの人間は私も含め、とんでもなく優秀な身体を持って生まれてきていません。
偏って生まれてきて、偏った社会生活を送らざるをえません。
10年以上専門的に野口整体を研究してきた結論です。
活元運動は使えます。
やりこめば、自身の運動の偏りを自分で修正し、健やかに社会生活を営むことが出来るようになります。
さらに相互運動をしますと、お互いの欠如を自身の欠如として感じ運動することが出来るかと思います。
人生は局所から、自身の癖を通して、欠如としての全体を感知する方が間違いが無いかと思うのです。
なかなか活元運動が出ない方のためにも、活元運動の誘導を含めた会を『音和塾』では行っておりますので、よろしければご参加下さい。
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